CHAPTER 01

Snowflake CoWorkとは

AI Agentによる次世代データ分析の基本

1-1. Snowflake CoWorkの概要

Snowflake CoWorkは、利用者が自然言語で質問し、 Snowflake上の企業データや関連情報をAI Agentが利用しながら回答を支援する仕組みです。

flowchart LR A[利用者] B[Snowflake CoWork] C[Cortex Agent] D[Snowflake Data] A --> B B --> C C --> D

1-2. 従来型分析との違い

従来の分析

flowchart TD A[利用者] B[分析担当者へ依頼] C[SQL作成] D[データ抽出] E[BIレポート作成] F[回答] A --> B B --> C C --> D D --> E E --> F

CoWorkを利用した分析

flowchart TD A[利用者] B[自然言語で質問] C[Snowflake CoWork] D[Cortex Agent] E[分析結果] A --> B B --> C C --> D D --> E

1-3. ChatGPTとSnowflake CoWorkの違い

項目ChatGPTSnowflake CoWork
主な用途一般的な対話・文章生成・推論企業データを利用した業務支援・分析
企業データ接続やアップロードなど追加手段が必要Snowflake上のデータ利用を前提に設計可能
権限利用する接続先ごとの設計が必要Snowflakeの権限制御と組み合わせて設計
意味定義プロンプトや外部データに依存Semantic Layerとの連携が重要

1-4. Cortex Agentの役割

Snowflake CoWorkの中心的な役割を担うのがCortex Agentです。 利用者の質問を受け取り、必要なツールや情報を判断して回答を組み立てます。

flowchart TD A[質問] B[Cortex Agent] C[数値分析が必要] D[文書検索が必要] E[Cortex Analyst] F[Cortex Search] A --> B B --> C B --> D C --> E D --> F

1-5. 業務利用イメージ

「A社への次回提案ポイントを教えて」
flowchart LR A[質問] B[顧客情報] C[購買履歴] D[問い合わせ履歴] E[提案資料] F[回答] A --> B A --> C A --> D A --> E B --> F C --> F D --> F E --> F

回答イメージ:過去6か月で商品Aの購入が増加している一方、 商品Bは前年同期比で減少しているため、次回訪問では商品Bの利用状況確認と関連商品の提案を検討する。

1-6. CoWork利用時に必要な構成要素

flowchart TD U[利用者] C[CoWork] A[Cortex Agent] S[Semantic Layer] D[Snowflake Data] R[Role・権限] U --> C C --> A A --> S S --> D R --> C R --> D

企業利用では、AI機能だけでなく、 データ品質、Semantic Layer、Role・権限をセットで設計する必要があります。

この章で理解したこと

  • CoWorkは自然言語と企業データの間をつなぐAI利用体験である
  • Cortex Agentが必要な分析手段を判断する
  • Cortex AnalystとCortex Searchは用途が異なる
  • 企業利用ではSemantic Layerと権限設計が重要

次章では、生成AIとAI Agentの違い、Agentがどのようにツールを使うのかを詳しく解説します。

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