CHAPTER 13

まとめ

CoWork導入を設計・提案できる状態へ

13-1. Snowflake CoWorkを一言でまとめる

Snowflake CoWorkは、Cortex Agentを通じて、企業の構造化データ・非構造化データ・外部ツールを自然言語から利用するためのAIワークスペースです。

13-2. 全体構成の最終確認

flowchart TD U[利用者] --> CW[Snowflake CoWork] CW --> A[Cortex Agent] A --> CA[Cortex Analyst] CA --> SV[Semantic View] SV --> D[Snowflake Data] A --> CS[Cortex Search] CS --> DOC[文書] A --> MCP[MCP Connector] MCP --> EXT[Power BI / Jira / Salesforce等] A --> CT[Custom Tools]

13-3. 最も重要な5つのポイント

  1. Agentより先にデータと指標を整える
  2. Semantic Viewを業務用語で設計する
  3. Toolごとの役割を明確にする
  4. Power BIとCoWorkの正値を一致させる
  5. 評価・Feedback・改善を継続する

13-4. 導入ロードマップ

flowchart LR A[1. ユースケース選定] B[2. データ整備] C[3. Semantic設計] D[4. Agent構築] E[5. 20〜50問評価] F[6. 小規模公開] G[7. 改善] H[8. 横展開] A --> B --> C --> D --> E --> F --> G --> H

13-5. 提案時に最初に顧客へ確認すること

カテゴリ確認事項
目的誰が、何を質問し、どの業務を効率化したいか
データSnowflakeに何のデータがあるか、品質はどうか
BIPower BI/Tableauに既存Semantic Layerがあるか
指標売上・粗利などの正定義はどこにあるか
文書検索したい規程・FAQ・議事録はどこにあるか
外部システムJira、Confluence、Salesforce等へ直接アクセスが必要か
権限利用者ごとに見せてよいデータ範囲は何か
品質どの程度の正解率・数値一致を求めるか

13-6. エンジニアとして目指す状態

CoWorkを「AIチャットを作る案件」と捉えず、以下を一体で設計できる状態を目指します。

Data

RAW→STG→CORE→MARTを理解する。

Semantic

業務指標とRelationshipを定義する。

AI

Agent・Analyst・Searchを設計する。

BI

Power BI Semantic Modelとの整合性を取る。

Security

RBAC・Policy・外部接続を管理する。

Operation

評価・Feedback・コストを改善する。

13-7. 最終チェック

  • CoWork、Cortex Agent、Cortex Analyst、Cortex Searchの違いを説明できる
  • Semantic Viewが必要な理由を説明できる
  • AI精度を上げる具体策を説明できる
  • Power BIと数値を一致させる2つの方式を説明できる
  • 顧客に最初に確認すべき事項を整理できる
  • PoCから本番運用までの流れを説明できる

教材終了

ここまででSnowflake CoWorkの基礎から、Semantic Layer、Cortex Analyst、Cortex Search、Power BI連携、精度改善、権限、運用までの全体像を学びました。

実案件では、この教材をベースに「顧客のデータ」「顧客のKPI」「顧客の権限」に置き換えて設計していきます。

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